玉木新雌/tamakiniimeの語源--ルーツ/Etymology_of_tamakiniime-Roots

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tamaki niime

Ⅰ:玉木新雌(たまきにいめ)の語源/ルーツ

福井県勝山市に住む、オーダー既製服で展開している洋服のブランド。私が玉木新雌です。
よく、新雌?と言われるので、意味は、新雌=新しい雌(メス)、メス=女性。つまり、新しい女性像。といった感じ。新しい女性。だけじゃ判りにくいので、ここでは新しい女性の姿。と定義します。これが、ブランド的に云うコンセプトと呼ばれるモノであり、会社で言う、理念と呼ばれるモノやらコトやらだと思います。

そのコンセプトに行き着きついたのはちょうど3年前。そこに行き当たるまで長い年月がかかりました。中でも、幼少の頃、3歳~小学校くらいの記憶が大きく影響しているのだと思います。というのも、私の両親は洋服屋さんでした。可笑しなお話かもしれませんが、小さな頃の遊び道具って普通、玩具とか友達とお飯事とか・・・です。が、私の幼少は、どうにもこうにも服・服・服・・・浸りの生活でした。その当時の私にすれば、ファッションなんて大それたものでもなければ、一つのアイテムを作るなんてクリエイティブなコトとは到底かけ離れていましたが、セレクトショップのバイヤーさんみたいな遊びをしていた。最初は父と母がシーズンごとに買ってきてくれたアイテムを着て、一人でファッションショーをしていました。私は福井県の勝山市という田舎町(スキージャム勝山や恐竜の骨~恐竜博物館の町)の生まれ、育ちました。情報の多い都会に比べ、周りは山と川。夏になれば川で泳ぎ、冬になればスキーをする。ですので、洋服という存在は私の中でデラックスな存在だったのでしょう。誰とお話するわけではないのだけれど、自分が思った通りに着こなせる洋服は自分を素敵に魅せてくれる、私のスペシャルコミュニケーションツール。その洋服たちに囲まれた生活は、現玉木新雌(tamakiniime)を語るには切っても切はずせない重要なところだと思います。
さて、話をファッションショーのところまで戻しますが、それまでは、2人が買い付けてきてくれたアイテムを使って自分なりに表現していたわけですが、自分が好きなアイテムを自分のために自分で買い付けていないことにひどく不満を覚えるようになったのが、小学校に入る前くらいのコトでした。そこで、私は勇気を出して、両親と一緒にアイテムを買い付けにいこうと決意、そのことを2人に話し、同行させてもらえることになりました。格好よく言えば初めてのバイイングです。といってもまだ小学生前の女の子なので、それはそれは我がままに、自分の好きなモノをパッと見で買い付けていました。(その無邪気さは今も変わらず玉木新雌の原動力となっています。)
で、その時のバイイングを通じて感じたこと、それは=”バイイングの本質は自分の欲しいモノを欲しいだけ買い付けるコト”なんだなって。そんな純粋なスタイルから徐々にプラスディテールやデザインを注意深く見るようになり、挙句の果てには・・・何で?自分の欲しいモノが、想像しているモノがないんだろう?と思うようになり、だったら自分で作ってみたい!と思ったのが

ブランドのルーツ/ 創めたきっかけです。

Ⅱ:sac-hi20041(過去)から玉木新雌(現在)までの今後変わることのないメインカラー

2000年当時sac-hiのファッションショーから。それは現玉木新雌(tamaki niime)になっても相変わらず白(しろ)と黒(くろ)。それに、赤(あか/レッド)と紫(むらさき/パープル)を足す。それが、玉木新雌のメインカラーです。もちろん、私の中で意味を持ち存在しています。が、ここではあえてその詳しい意味は省きたいと思います。なぜかと云うと、色は本来自然から発想されたモノ。それに追従し、様々な文化のモチーフとして決定、または誇示の証とされ、それが先入観という形となって広く知らされてきました。だからといって色は人と競争するものではありません。むしろ色は人と共有するモノであり、それを有した人によって新しいカラーが発想されていく。それをファッションではモードと呼びます。しかし、玉木新雌ではその新たなカラーの発想の繰り返しをモードとは呼ばず、”継承”と呼び、それは個々のメインカラーをちゃんと肯定してこそ生まれるモノでありコトであって、コンセプトになる可能性がすべての色に含まれていると考えています。

Ⅲ:洋服造りに対しての考え方/やり方

私は元々、学校の教えのせいか?性格のせいか?はさておき、エキセントリックなアイテムが好きです。過去数十年振り返ってもやはりエキセントリックなモノが好きです。でも、一見スタンダードなデザインも好きです。先にも書いた通り私は物心付いた時から沢山の洋服に触れ、デザインの本質を知りたくてこの世界に入りました。私の場合コレクションデザイナーというよりはコツコツと設計上の疑問を紐解き、導き出すことが好きで新しいデザインを発想する時も必ずパターンの構造から考えます。言い方を変えればパターンからデザインを導き出すのが、最もスタンダードな私のやり方です。逆にデザイン画を描いてからパターンを描く方法はあまり楽しくありません。まったく好きではないという意味ではなく、パターン先行に比べた場合です。なぜ?デザイン画を描いてからパターンを描く方法が楽しくないのかなっていうコトを自分なりに考えてみると、やはり過去の生活のプロセスが大きく影響しているのだと思います。これもまた先に述べた通り洋服漬けの人生の賜物なんですが、中でもバイイングの時に思った、私の欲しい/想像するデザインをどうすれば造れるんだろう?と思った。ところがポイントとなり、それからと云うもの、近所のパタンナーさんにあれこれ聞いたり、自分なりに試行錯誤してみたり・・・そんな感じで、見よう見まねで描き始めたパターン。ちょうど中学生になりたての頃で、数学的なところが最初はさっぱり解らずな感じでしたが、描いていくごとにその紐が解けていくパターンの素直な性格が私にはたまらなく刺激的でした。
ということから私がなぜ?パターンからデザインを連想/発想するのかをご理解頂けたのではないでしょうか。

Ⅳ:玉木新雌のターゲット

ファッションでいうターゲットはどんな人に着て欲しいのかを指します。例えば、仕事は美容師で、仕事着=おしゃれ着。仕事着にお金をかける。といった感じでファッションではどのブランドもターゲットを構成要素として確立しています。玉木新雌のターゲットはというと、まずは自立した人であること。自分の好み、自分に似合うものを理解していて、シーズンごとに流行にあわせて、服をごっそり買い換えるタイプとは違い、1枚1枚がずっと着れるもの(似合うもの)を買いながら、洗練されたおしゃれな人。年齢は良い素材着心地などを理解できる30歳以上の男女。それでいて、今まである程度の服を買ってきているので、今までの服とコーディネートできる、ちょっと変わったデザイン。面白いアイテム。に魅かれる人。何か面白いものがないか、出会いがないかショッピングを楽しんでいる人。日本でしか感じることのできない”やすらぎ”とか”あたたかさ”に心惹かれ、それでいてエキセントリックな子供心をずっと忘れずにもっている人。です。

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